北海道産天然鹿由来の粉末原料
エゾシカはニホンジカの亜種で北海道にのみ生息しています。
かつては絶滅の危機に瀕したこともありましたが、禁猟などの保護政策により現在では急激に個体数が回復し、農業被害や交通事故などの問題も発生しています。
このため、徐々に狩猟枠を拡大し捕獲頭数を増やしています。
狩猟されたエゾシカは北海道庁の認証しているエゾシカ肉処理施設で解体され、食肉として流通します。
この際発生するくず肉を酵素分解し、粉末化したものが本品です。
中国の伝統医学では紀元前1300年以上前の殷王朝から、鹿肉は宝と言われております。
約550年前の中国の薬学著作である『本草綱目』にも、「鹿は長寿の霊獣と見られており、鹿肉を食す事で体内の気を整えるほか、
五臓六腑の働きを強め、血行の促進、美容にも良く、健康維持に大変役立つ」との記載があります。
現在の中国では、エゾシカのように子鹿に白い斑点が出る種を特に梅花鹿と呼び、珍重しています。