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  1. 食品原料
  2. 化粧品原料

たもぎ茸由来セラミド

規格外の食用キノコから抽出した天然セラミド

たもぎ茸はアイヌ民族も古くから食べてきたヒラタケ科の食用キノコで、北海道の短い夏の間しか採れない貴重なものでした。
人工栽培技術の開発により、北海道の樹木のおがくずをベースとしたキノコ培地を培養ビンに充填して殺菌後、厳しく管理された無菌的環境のもと、自動制御で種菌を接種しています。
キノコの生育に最適な空調管理をしながら、大切に栽培されたたもぎ茸が原料です。
水煮はアミノ酸量が多く、美味しい出汁が得られることから全国各地の学校給食にも採用されています。もちろん農薬などの使用もありません。
このたもぎ茸由来のグルコセラミドは、北海道大学、札幌医科大学との協同研究で開発されました。

食品表示名称例 ◎ セラミド含有たもぎ茸抽出物 など
化粧品表示名称 シクロデキストリン、グルコシルセラミド
INCI Cyclodextrin、 Glucosyl Ceramide
起源原料 たもぎ茸
起源原料産地 北海道
製造地 北海道
成分 グルコシルセラミド
規格成分 グルコシルセラミド1.5%
機能性表示
摂取目安量 ◎ 120mg/日
期待される機能性 ◎ 皮膚の保湿効果、水分調整、弾力性保持、酸化防止 ◎ 皮膚のバリア機能向上(アトピー性皮膚炎抑制効果) ◎ メラニン色素抑制(美白効果)
用途提案 ◎ 化粧品原料として(潤い、保湿、張り、美白など) ◎ 美容サプリメント原料として ◎ 美容機能を持たせた食品、お菓子、飲料などの原料として ◎ ヘアケア用品の原料として
性状 淡黄色から黄色の粉末
保管方法 高温多湿を避け、冷暗所に保存
備考
  • 北海道産
  • 国産
  • 特許技術
  • GMP
  • アップサイクル
  • 美肌
特徴

■ セラミド(glucosylceramide)とは

セラミドは、皮膚の保湿機能の改善や水分蒸発、外部からの刺激や細菌の進入
を防ぐ働きがあります。そのためセラミドはドライスキンや肌トラブルを防ぎ、潤いある健康な肌を保ち、メラニンの合成を抑え、シミ・シワを防ぐといわれております。

 

■ 加齢とともにセラミドは減少

加齢とともにセラミドは減少します。それにともなって皮膚のバリア機能も低下します。皮膚のバリア機能を維持するためには補う必要があります。

 

■ アトピー性皮膚炎に対する保湿効果のデータと特許

 セラミドをヘアレスマウスに経口摂取させた研究やアトピー性皮膚炎患者に塗布した研究で有効な結果が出たことから、たもぎ茸由来のセラミドの皮膚炎治療剤や皮膚保湿剤に関する特許を取得しています。

 

■ 低分子構造
たもぎ茸由来のセラミドは質量数727の低分子構造をしています。

 

■ 熱安定性が高い

3%グルコシルセラミド粉末を100℃、120℃、140℃で各30分、60分加熱後に溶媒抽出してHPLCにてグルコシルセラミドを定量したところ、120℃までの加熱に安定であることが分かりました。

 

■ pH4以上できわめて高い安定性

0.1%グルコシルセラミド水溶液をHCL、NaOH水溶液でpH1~13に調整し、室温で12時間放置後のグルコシルセラミドを溶媒抽出してHPLCにて定量したところ、pH1で30%分解していましたが、pH4以上ではきわめて安定であることが分かりました。

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一般消費者の方向けの資料ではありませんので、あらかじめご了承ください。